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exhibition infomation

Visible/Invisible-山田ちさと

画像

 皮膜のようなものに惹かれます。物質的な存在としては限りなくかすかでも、そこには出たり入ったりの交換があり「場」を作り出します。とどきそうでとどかない、知っているのに思い出せないようなもの。皮膜の内側と外側・・・。でも何かのきっかけで、見えないはずのものが突然そこに立ち現れる。実は既に皮膜の上にすべてが描かれていたんです。

 と、いうわけでナイロン素材の裏と表から描いています。裏から「図」を描き表から「地」を描き起こします。こうすることによって、見えているのに見えない「地」=「無意識」を見ることができるのではないでしょうか。私が描いたにもかかわらず私には描けなかった絵がそこに現出するんです。長年の疑問が何かのきっかけですべてわかったような感じ、ど忘れしていてどうしても思い出せなかった言葉を突然思い出したときのような快感です。目の前のもやが突然すっきりと晴れ渡る時のように。繰り返し繰り返し続けていても、いつもそこに単純な驚きがあって、もっと見たいもっと見たいという気持ちが私を描くことに駆り立てます。

*9/8〜13
am11:30-7:00(最終日5:00まで)

コバヤシ画廊
東京都中央区銀座3-8-12ヤマトビルB1
tel03-3361-0515

  

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